幸せのナチュラルライフ

心を磨き、身体を整え、暮らしを愉しむ『ナチュラルな食事とセルフケア』

内面から輝く「油の摂り方とバランス」

いつまでも輝いていたいあなたへ

植物油は、お店に幾種類もあって
選択肢がありすぎて、どれにしようか
迷ってしまいますよね。

また、油のことを学ぼうとすると
けっこう奥が深いことに気づきます。

ここでは私の経験を含めて
油の摂り方とバランスについて
シェアしていきます。

少し長くなりますが、最後まで
読んでいただけたら幸いです。

どんな種類の油が・・の前にどんな製法
なのか、そして保存期間も大切なので
先にそれを説明します。

オメガ6と呼ばれる一般の油(サラダ油、
ベニハナ油、コーン油など)はコストと
効率最重視で溶剤抽出しているものが
スーパーなどで売られています。

表記は免除されて、詳しくは書かれて
いませんが、薬品によって高温で溶かし
出されたものがほとんどで、有害と
言われています。

コスト重視なので、多く出回っている
加工品にもよく使われます。

さらに伝統的な製法で丁寧に作られた油
よりも傷みやすいので、防腐剤なども
加えられているそうです。

確かにあまり油のことを知らなかった頃は
安価な油で揚げ物のような料理を食べた後は
肌も胃腸の調子も悪くなっていました。

「油じたいが良くない」
「油とはそういうもの」
と思っていました。

でも、良質な油を摂ることも大切だと
いうことは、食に関することを学んで
分かるようになりました。

特に良質な油は下記にありますように
様々な効果が期待できます。

油は伝統的な低温圧搾法のもの
材料の信用できるものを選びましょう。

安全な製法の商品には、必ず「有機栽培」
「圧搾法」などの表記がされています。

私はいろいろ試してみて、今は酸化しにくい
こめ油、ごま油、オメガ3系の油、
オリーブオイルなど使い分けています。

油を摂る際に気をつけたいのは酸化。
酸化した油ほど身体によくないものは
ないと言われています。

どんなに長くても2ヶ月程度で使い切る
ようにしましょう。

我が家は家族が2人なので、あまり多くの
種類の油を一度に開封すると2ヶ月程度で
使い切るのが難しいので、小瓶を買い
2~3本の油を早めに使い切るように
しています。

いい油は一般の油よりちょっと高いですが
圧搾法で手間暇かけて搾っていますので
本来はとても高価なものなんですね。

安く販売する油には、それなりの理由が
あるわけです。

安心なものを選んで、無駄なく
大切に使いたいですね。

また、オメガ3系の油は積極的に摂りたい油
とされています。
下記のような健康に役立つ理由があります。

・中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果
・代謝の促進や脂肪燃焼を高める
・アレルギー症状を抑える
・血流の改善
・細胞の酸化予防
・筋肉・関節の炎症を和らげる

写真はオメガ3のインカナッツオイル
と、エゴマ油が使われたツナ缶。

こちらのツナ缶はサラダなど加熱しない
料理に使ってくださいね。

加熱しないオメガ3系の油で一番食べ
やすいのはエゴマ油だと思います。

亜麻仁油は味に少しくせがあるように
思います。

エゴマ油はサラダ、お浸し、豆腐、納豆、
パン、味噌汁など加熱しない料理に。

酸化しやすいので、加熱したり出来立ての
熱い料理には使わないようにします。

私は普段使いのこめ油やゴマ油、オリーブ
オイルを使い過ぎないようにして、そのぶん
オメガ3系をプラスして油のバランスを整えます。

いい油でも使い過ぎには気をつけましょう。
一物全体ではない陰性の強い食品になります。

例えばの工夫として、オメガ3系の油は
サラダや冷たい料理を食べる春から夏にかけて
使い、秋・冬は青魚、缶詰、くるみなど食品
から摂るように心がけてもいいと思います。

質のいい油をバランスよく摂ることは
美肌効果やアンチエイジングにも最も重要で
お化粧品よりも大切です。

いい油は多少高価でも、艶やかに潤う肌をつくる
血のめぐりが良くなる、体の隅々の細胞まで栄養
が吸収されすくなるホルモンバランスに好影響を
与えるなどの果たす役割もあります。

気をつけなくてはいけないのは、加工食品や
外食などで無意識に口にする見えない油。

細胞にダメージを与え、老化や生活習慣病の
元凶になるトランス脂肪酸であることも多い
これらの食品に含む油は美や健康を害する
最たるものです。

油は、美容効果抜群のものから、極力避けたい
ものまで5つに分けられます。
食品を含めて簡単にご紹介します。

オメガ3→もっと食べて!美の味方

鮭・青魚などDHA,EPAの多い魚、クルミ
亜麻仁油、えごま油、グリーンナッツオイル
(インカインチオイル)などに多く含む

(αーリノレン酸が多い オイルの使い方~
酸化しやすいので非加熱で。

※グリーンナッツオイルは加熱OK

 

オメガ9→日々の食卓に美の味方

オリーブオイル、アボカド、アーモンド、
マカダミアナッツなどに含む
(オレイン酸が多い オイルの使い方~
酸化しにくいので加熱に向く)

 

オメガ6→必要、でももう十分

精製植物油、サラダオイル全般、
市販のドレッシング、マヨネーズ
(リノール酸が多い オイルの使い方~
やや酸化しやすい為非加熱向き)

 

トランス脂肪酸→極力避けて!

マーガリン、ショートニング、
スナック菓子、揚げ物、加工食品
ファストフード、コーヒーフレッシュ

※ごま油はオメガ6と9の中間

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油というと全般的に控えたほうがいいと
思いがちですよね。

でも、血糖値の急上昇を抑えるためにも
少量の油は効果的。どうしても砂糖の
入ったスイーツを食べたくなったら
食べる前にアーモンドをなどを食べる
と糖の吸収が緩やかになります。

また、白ニキビの原因は上記の油の
バランスが悪いのが原因のひとつ
なんだそうです。

どうせなら心身にやさしい油を丁寧に
選んで、美味しく役立てたいですね。


今日も素敵な一日を💛


たか子